インターネット電話【その8】

もう少し、色々と書こうかと思ったけど、IP電話の経緯は傍流(メインのお仕事ではなかった)だったから、ほとんど忘れてる。

最後に技術的な話。

プロトコルの変遷は、以下の様感じ。

 H.323
 ↓
 SIP
 ↓
 WebRTC

H.323は、ITUの規格。
ITU(旧CCITT)とは、電話会社の規格を統一しようという団体。

しかしながら、次のSIPは、RTCの規格(RTC規格の前には任意団体が勝手に色々とやっていたけど、、)。
RTCはインターネットのプロトコル。
そう、もうこの頃には、電話規格からインターネット規格へ本格的に移行している。

次のWebRTCは、HTML5の規格。
これなんかは、もう、プログラミングの世界では無くて、HTMLデザイナーやコーダーの世界。
(まあ、キチンと使えるようにするには、プログラミングは必須だけど、、って、HTMLってよりも、JavaScriptかな?)

そして、最近流行りのtwillioなんかは、httpでやっている。

インターネットが身近になって、全ての人が自由に扱えるようになってきている証拠だお。

インターネット電話【その7】

そして、スマホの登場と、無料電話アプリ。
Lineもこの頃に出てきた。
負けじと、commも出てきた(笑)。

まだまだ、音が悪いとかで、普通の電話を使っている人が多いけれど、実は普通の電話だって、内部はIP化されているんだよ。
手元のアプリでやっているか、キャリアのCPUでやっているかの違いだけ。

それどころか、最近はMIDIデータを送信して、相手先の手前で(似たような声の)音源で再生させている。

若い人はもう、普通の電話なんかは使わないのでは?
将来は、電話番号すら、無くなっていくと思うよ。

インターネット電話【その6】

Skypeが出てきてから状況は一変した。

それだけじゃない。
他の会社も出てきたので、簡単にIP電話が一般人にも使用できるようになった。

特に国際電話の分野においては、圧倒的だった。

こう言うのには、外国人は目聡い。
知り合いのタイ人は、もう国際電話のプリペイドカードなんか使わないと言い切った。

しかしながら、この頃の世の中は、まだガラケーだったので、携帯電話ではメリットを享受できなかった。
それでも、待ち合わせて、Skypeで話していたのだ。

”待ち合わせて”とは、外出時には、普段使いはガラケーなので夜になって、PCの前でと言うこと。
海の向こうは、インターネット回線が無いこともあったが、ネットカフェ等にワザワザ出向いて話していた。

インターネット電話【その5】

そんな時に、古い知り合いから連絡があった。

「ちょっと先生の力で、助けて欲しいんよ」

何の事は無い、ガラケーのパケット通信でIP電話が出来ると言うことで、代理店を募って金を集めたけど、出来ない事が判明して困っているとの事。
何とか、開発できないか?っと。

「出来る訳ねぇじゃん!ヾ(-_-;)」

それなら、コールバックの機械(→リンク)を入れてみれば?っと。
とりあえず、見積もりを出しました。

しかし、いつまで経っても、連絡無し。

その後に、詐欺事件として取り上げられていましたね。
どうなったんだろう? > JM-N○T

インターネット電話【その4】

電話関係のソフトウェアを売っているので、IP電話についての質問を受けることも多かった。

「まだまだ、実用的では無いですよ」
っと、当時は答えていた。

実際、その通りだった。

音声帯域が8kとその制御データが5kぐらい、往復で考えると、30kぐらいの帯域が必要だった。
当時はアナログモデムのダイアルアップで56k、INS64を使用しても64kの世界。
更にインターネット内のそれぞれの接続は細く、GWではパケ詰まりも発生していた。

しかしながら、将来の可能性を考えて、日々研究を重ねていた。

実際に他のメーカー、キャリアにしても同じだっただろう。
日々、実回線で稼いで、その金をIP電話の将来の研究開発に費やしていた。