インターネット電話【その4】

電話関係のソフトウェアを売っているので、IP電話についての質問を受けることも多かった。

「まだまだ、実用的では無いですよ」
っと、当時は答えていた。

実際、その通りだった。

音声帯域が8kとその制御データが5kぐらい、往復で考えると、30kぐらいの帯域が必要だった。
当時はアナログモデムのダイアルアップで56k、INS64を使用しても64kの世界。
更にインターネット内のそれぞれの接続は細く、GWではパケ詰まりも発生していた。

しかしながら、将来の可能性を考えて、日々研究を重ねていた。

実際に他のメーカー、キャリアにしても同じだっただろう。
日々、実回線で稼いで、その金をIP電話の将来の研究開発に費やしていた。

インターネット電話【その3】

最初に試したのは、「Net2Phone」だ。
ダイアルアップで接続して、アメリカの提携会社(コネチカット州ミルフォード)に接続してみた。
確かに通話は可能だった。

ただ遅延がひどい

テレビで見る衛星中継の放送みたいだった。

とてもビジネスでは使えない。
いっこく堂にネタを提供しただけだった。

しかしながら、これからの可能性を感じることの出来る分野だと思った。

インターネット電話【その2】

最初に触れたインターネットは48k/bpsモデムをプロバイダーに繋いだだけのモノ。
今じゃあ考えられない程の低速回線だ。
94〜95年ぐらいだったと思う。

当然、ダイアルアップには市内通話料金、プロバイダーには接続料金を取られていた。
もちろん、市内通話なら直接かけた方が安い。

しかしながら、国際電話は違った。

以前、コールバック通話について書いたことがあるが、それだけ日本の国際電話料金は高かった。
それをお互いの市内通話料金だけで通話できるのであれば、やらない手はない。

インターネット電話【その1】

インターネット革命とは何を指すのか?
大学で情報学を学んだ私の答えは、

情報の流通コストが無料になる

情報学部を出たんですが、情報の流通コストについての講義はなかったなぁ。
大学教授は、金計算に疎いのか?

情報は物流と比べて流通コストは桁違いに安い。
情報の価値換算にもよるが、新聞宅配が月額3,000円程度(しかも情報料込)と考えれば、いかに安いかだ。

この無料の流通網に、すべての情報が流れる様になると言うのは、簡単に予想できる展開だ。
電子化した情報であれば、流通させることは出来る。

音声データを双方向でリアルタイムで流せれば、電話の代わりになると考えられるのは、至極当然の成り行きだ。

海外決済システム編【その8】

例によって、兵どもが夢の跡編(笑)。

そもそものテレクラ自体が廃れた。
その後に、出会い系、ビデオチャット等が出てきたが、それらも決済はインターネットを経由して、直接外国で決済しすることが可能になった。
ややもすると、国内のカード会社も規制を緩和して、決済可能になってきている。

現在、SquareやPayPalが、スマートフォンを端末にして、カードをスライドできるようにした。
CAT端末自体が時代遅れだ。
あったとしても、独立した端末としてはあり得ない。
レジと連動するとか、レジ本体に内蔵しているとか。

大手が参入してくれば、ウチみたいな零細企業は、商売は難しい。
特出した技術で勝負する分野であれば、全然問題ないのだけど、カード決済は大した技術じゃあない。
しかも、お金を扱うシステムなので、信用のある大手が有利。

まあ、このシステムもまた、時代の徒花だったのかも知れない。
( ̄△ ̄)